top of page
いぬ・ねこ 再生医療認定病院
IWAMOTO ANIMAL CLINIC
イワモト アニマル クリニック
犬フィラリア症
犬フィラリア症とは
◎ 犬フィラリア症とは、蚊に刺されることによって感染する寄生虫疾患です。
◎フィラリアが蚊の体内でミクロフィラリア(L1)から感染幼虫(L3)へ発育し、
その蚊が犬の血を吸うときにフィラリアの感染幼虫が犬の体内へと侵入します。
犬の体内へ侵入したフィラリアは約6~7ヶ月かけて幼虫から成虫へと成長し、犬の肺動脈や心臓へと寄生します。
また、犬だけではなく、猫や人間にも感染することがあります。
症状
◎乾いた咳をする。
◎疲れやすくなり、運動や散歩を嫌がる。
◎食欲が無くなる。
◎やせてくる。
◎毛艶が悪くなる。
◎散歩や運動後に失神する。
◎呼吸困難(急性)
◎黄疸(急性)
◎血尿(急性)
◎不整脈(急性)
予防
◎フィラリアは、きちんと予防すれば、ほぼ100%の確率で予防することが出来る病気です。
◎予防を怠ると「知らない間に感染していた!」という事があります。
フィラリアは蚊の発生する時期に合わせて予防が必要です。
◎フィラリア予防薬の推奨期間は、
蚊の出始めた1ヵ月後~蚊を見なくなって1カ月後まで
◎フィラリア予防薬の場合、蚊が出始めてすぐにお薬を投与する必要はありません。
大阪府近辺の地域では蚊が発生する時期が大体4月頃~11月頃ですので、
お薬のとうよが5月~12月までの8回になります。
検査
1回
2回
3回
4回
5回
6回
7回
8回
フィラリアのサイクルと駆除薬
◎犬がフィラリア感染幼虫(L3)を持った蚊に刺されるとフィラリア感染幼虫(L3)が体内に入り込みます。
その後3~10日ほどで一回り大きく移行幼虫(L4)へと成長します。
フィラリア予防薬は、この移行幼虫(L4)を駆除することが出来ます。
つまり蚊に刺されてからすぐにお薬を投与するよりも、しばらくしてから投与するほうが良いということになります
◎フィラリアは皮下、筋肉を移動しながら脱皮→成長して、未成熟虫(L5)になり血管内へ侵入して行きます。
血管に侵入した未成熟虫(L5)は血流にのって肺動脈まで移動し成虫へと成長し、ミクロフィラリア(L1)を
産み始めるのです。
bottom of page